ダイエットをしたい女性

特に女性は多くが取り組んでいる「ダイエット」には、非常に多くの方法が存在します。
基本となるのは運動によってカロリーを消費し、加えて基礎代謝が高い体を作る方法ですが、食事をコントロールする方法もあります。
人によって効果が高い方法は違い、自分に合った方法を選択することが成功の秘訣ですが、もう一つ非常に大切なことがあります。
それは「停滞期との上手な付き合い方」です。
ダイエットをする上で絶対に避けては通れない停滞期の乗り越え方を知らないと、失敗のリスクが高まります。

ダイエット停滞期は必ずやって来る

特に女性は、「綺麗になりたい」という思いからダイエットをする人が大勢います。
男性の場合もダイエットをする人はいますが、その目的は綺麗になりたいからといった限定的なものは少数派です。
広義では同じ目的を目指しているともいえますが、多くは「肥満防止」と体重をコントロールして体調を整えることが目的です。
また、「筋肉をつけたい」といった目的で取り組む男性も多くいます。

近年流行りのダイエット法といえば、「糖質制限」でしょう。
食事による血糖値の上昇をなるべく穏やかにしたり、極力糖質自体を摂取しないようにするものが糖質制限ダイエットですが、食事の内容は比較的質素なものになりやすい反面、運動量が少なくとも効果的に体重を落とせる方法として広く支持されています。
また、最近では「低糖質」を売りにした食品がたくさん発売されていることもあって、わざわざ苦労して食事を作らなくとも、非常に簡単かつ効果的な食事を作る(準備する)ことが可能です。

本来は運動によって筋肉を鍛えることで体重を落としていくプロセスで行うダイエットですが、糖質制限+カロリー制限で済む手軽さから挫折しづらい方法ともいわれています。
しかし、いくら簡単で効果が高い方法だとしても、ダイエットをする以上は必ず「停滞期」が訪れます。
食事制限による方法ではなく、運動して体重を落とすアプローチでもこれは同じです。

特に太っている状態から一気に体重を落とそうとする場合は、どうしても体重が落ちない停滞期が度々訪れます。
原因は「防衛本能」です。
体重が落ちるということは、それによって体に蓄えられている栄養(カロリー)が消費されていくということであり、これが短期間で急激に起こると体はそれを阻止しようと防衛本能を働かせます。

同じようなアプローチでもこれが原因で効果が出なくなってしまい、この時期のストレスなどで挫折してしまうことが多いです。
これに関しては後述しますが、成功の秘訣はこの時期をどのように乗り越えるのかに掛かっているといっても過言ではありません。
頻繁にダイエットとリバウンドを繰り返すような生活をしている女性はホルモンバランスが崩れてしまったり、それによって余計太りやすい体質になってしまったりという弊害も起こり得ます。

ダイエット停滞期でダイエットを挫折する人が多い

停滞期に入ると、それこそ「何をしても痩せられない」状態になります。
食事を抜こうが運動をしようが、サプリメントやヨガで体内から環境を整えようとアプローチしたとしてもダメです。
本当に、「もうこれ以上は痩せられないのかもしれない」と考えざるを得ないほどの状況になるため、ここで挫折してしまう人が非常に多くいます。

元々は「綺麗になりたい」といった目的でダイエットを始めたわけで、その目標を叶えることで初めて成功したといえるのですが、途中から「体重を減らすこと」が目的にすり替わってしまうため、その目標が停滞することで大きなストレスを感じます。
そして、そのストレスが体内バランスを狂わせてしまったり、やけになって暴飲暴食に走ってしまうことも珍しくはありません。

これは、元々太っていない状態の人はあまり経験をしない状況です。
そもそもあまり太っていない人は、体質や生活環境から痩せやすい状態が出来上がっている可能性が高く、それこそちょっと運動するだけでも目標体重に達せることが多いです。
たとえばボクサーが試合前に大きく減量することができるのも同じ原理といえるでしょう。
中にはつらい減量をしているボクサーもいますが、それは骨格の訂正値を超えた体重を目指すからこそです。

本来ならば60kgよりも痩せていてはおかしいような状況の人が、試合前の一時期とはいえ59kgになるわけですから無理が生じても仕方がありません。
その点、通常のダイエットは違います。
通常は不要な脂肪を落とそうとしているわけですから、ボクサーのそれとは明らかに効率が異なります。
痩せるペースは明らかに違うかもしれませんが、難易度的には比較的簡単だということを良く覚えておきましょう。

「難しいことをしている」と考えていると、それだけモチベーションが下がってしまいやすくなり、それがきっかけとなって挫折に至るリスクが高まります。
しかし、停滞期さえ乗り越えてしまえば再び努力に比例して体重が落ち始めるようになるので、何とかこの状態まで達することが大切です。

初めてダイエットをしている人にとっては、この停滞期が非常に大きな障害になります。
中途半端に体重を落とし、挫折してまた体重が増えるという生活を繰り返してしまうと健康被害の恐れもあるので、十分に注意しましょう。

痩せて綺麗になりたいなら停滞期を乗り越えるしかない

100%とは言いませんが、ほとんどの人が停滞期に遭遇します。
この理由は、「そもそも程度の激しいダイエットを行う人は元の体重が多い」からです。
痩せている人でも停滞する時期は高い頻度でありますが、減少量が段違いに多い肥満体型の人はそのリスクが高くなるわけです。

停滞期を乗り越えるためには、ただただ忍耐強くダイエットを継続していくことに尽きます。
これは体の防衛本能が関係している以上、そう簡単には脱することはできません。
しかし、その状態がいつまでも続いていくわけでもないので、必ず出口が見つかります。
すぐには見つからないかもしれませんが、諦めずに取り組み続けていけば必ず出口があります。

毎日、決まった時間に決まった場所で、決まった格好で体重を量り、そのデータをつけていくと停滞期に入ったことがはっきりと確認できるので、「ここからが勝負の時間だ」と自分を奮い立たせましょう。
思う結果が出ずツライ時間を長く過ごすことになるかもしれないが、それでも努力し続けていけばいずれは目標を達成することができると自分を鼓舞し、モチベーションを高い次元で保ち続けることが何よりも大切です。

そこで諦めずに努力し続けることができれば理想の体形が手に入ることはもちろんですが、そのツラさを体がはっきりと覚えているので太りにくい体質に変わることにも期待が持てます。
少なくとも、「また痩せるのはツラい」という感覚が残るため、意識の上でも不摂生をして再び太ってしまうことに対して抵抗を感じるようになる人が大半です。

また、よく言われている停滞期脱出の秘策が「チートデイ」を設定する方法です。
すでに説明した通り、停滞期に入る原因は防衛本能ですから、これを確実に回避する手段はありません。
しかし、それは「体に栄養が足らない状態が度々起こっているからエネルギーの消費を減らそう」と体が勝手に判断しているわけですから、これをなるべく起こさないようにしてあげれば良いわけです。

つまり、「定期的に栄養を摂取する」と、飢餓状態を脱したと体が判断するので停滞期に陥ることを防止、または解消できるという仕組みです。
せっかく努力して節制している状態で食事を我慢しなくとも良いといわれると罪悪感に苛まれる人もいるでしょうが、それが痩せるための方法だということで活用すると良いでしょう。